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◆本日の1本その24◆

2017年11月21日(火)

石塚です。 24本目のオススメはこちら
  「一命」
あらすじ ・・・ 江戸時代初頭、大名の御家取り潰しが相次ぎ、困窮した浪人たちの間では、裕福な大名屋敷に押しかけて切腹を申し出ると、面倒を避けたい屋敷側から金銭を与えられることを利用した「狂言切腹」が流行していた。そんなある日、名門・井伊家の門前に切腹を願い出る1人の侍・津雲半四郎が現れ、井伊家の家老・斉藤勘解由を前に驚くべき真実を語り始める。。。

この映画、1962年に公開された仲代達矢・三國連太郎主演の「切腹」のリメイクです。 僕はどちらとも鑑賞済ですが、観やすさでは当然新しい方ですが、生臭さ・威圧感という意味では圧倒的にオリジナルの「切腹」です。 ちなみにモノクロですが、特にまだ若々しさの残る当主役の三國連太郎の目力・迫力は凄まじいです。
  
ストーリーはオリジナル・リメイク、どちらも全く同じなので、好みで選んで良いかと思います。
くれぐれもご注意頂きたいのは、チャンバラ娯楽映画ではありません
オリジナル作品のタイトル「切腹」から読み取れるように、非常に重々しいテーマを扱う一本です。
 
時代劇というと、いかにも男っぽいイメージがありますが、その例に漏れず、大人の男向けかつ、アクションシーンも少ない物語でみせる映画の類です。
問題の切腹シーンはそれはもう壮絶です。  今まで観た事のない痛ましい方法です。普通のハラキリではありません。
しかし壮絶だからこそ、そこまでに至ったとても悲しい理由や、父の復讐劇に繋がる後半に厚みが増すわけですが・・・
 
ちなみに僕はリメイク版を最初に観て衝撃を受け、オリジナルがある事を知り、すぐにモノクロオリジナル版を鑑賞しました。  同じ話でも飽きる事はありませんでしたが、また観たいかと言われればお腹一杯です(~_~;)
しかし一度は観てもらいたい1本です。
七人の侍羅生門等、クロサワ映画を中心に昔の時代劇はとにかくエネルギッシュです! フルカラー高画質の現代時代劇が凄く安っぽく見える事があるぐらいです。
モノクロだからと敬遠している方も多いと思いますが、もったいない話です。
ブルーレイで観れば画質も音声も非常にクリアです。(DVDでは少し音声に難のあるものもありましたが・・・)
これを機に日本映画が最も元気だったと言われる1950~1960年代の時代劇、入門してみてはどうでしょう。
 
 
さて、この時代の一般住宅はいわゆる長屋が多く、床は畳張りか、もしくは板張りの上に「むしろ」を敷く・・・という家庭が多かったそうです。 柔らかく生活しやすい畳は贅沢品とされた時期もあったとか。
1970年代ぐらいまでは一般住宅では畳の面積が多い家が多く、よく自分や友人の祖父母の家なんかは8~10帖間が2部屋か3部屋、襖でそれぞれ仕切られている様な畳の大空間をよく見かけました。
1980~1990年前後から国内でもフローリングが広く普及し、和室の部屋が作られないことが増えてきました。
しかし普及するにつれ、フローリングでは部屋の中が寒い、音が響く、落ち着かないなどのデメリットもあり、近年では再び畳が見直されてきている様です。
フローリングの上に置くだけの置き畳や琉球畳、科学素材なども使われるようになり、デザインに選択肢が増え、機能性も高くなった事で徐々に畳人気が復活してきています
 
先日仕様・デザインを打ち合わせたデイクの家3号モデルハウスも畳を一部採用する予定です。
ちなみに僕自身は畳の部屋は不要派です。   置く家具のデザインが制限される事が多く、フローリングの方が手間もかかりません・・・
皆様の好みはいかがでしょうか??
 
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