◆本日の1本その12◆
2017年9月8日(金)
おはようございます。 石塚です。
12回目という事で本日の1本はこちら
12人の怒れる男
です。 パッケージが2種類あるのは、この作品は非常にリメイクが多く、僕もオリジナルとリメイクの双方を観ているからです。 公開の時代は大きく違いますが内容はほとんど同じです★
あらすじ ⇒ 17歳の少年が起こした殺人事件に関する陪審員の討論が始まったが、誰が見ても有罪と思えたその状況下で、ひとりの陪審員が無罪を主張した事から物語は動き始める……。
という、非常にシンプルなものです。ですが密室低予算映画の史上最高傑作ではないでしょうか。
銃撃戦無い、格闘戦無い、ロマンス無い、カーアクション無い、ギャグ無い、美しい背景も、壮大な音楽も、CGもありません。もう何にもありません! ただおじさん達が密室で議論するだけ。
なのに何故こんなに面白いんだろう! あらすじ通り、少年犯罪の有罪・無罪を巡り、ただ1人の男が「無罪」を主張するわけですが、この有罪・無罪の票数が議論の進行・密度と併せてどんどん変わっていくんです(・へ・)
その移り変わっていく様と、12人のキャラクターの人間味が相まって、目が離せません。
ラストは「おおおおお・・・・お?」 この結末をスッキリしたと捉えるか、モヤっとしたと捉えるか・・・
自分はこれで大正解だと思います!
オリジナルは1957年と非常に古い映画ですが、リメイク版は1990年代・2000年代のものもありますので見やすい方から入って良いと思います。
さて、密室での議論といえば我々のような職種も店内やモデルハウス内でお客様と面談・商談・相談を重ねる訳ですが、お客様によっては1回の応対時間が2~3時間、話が盛り上がっていくと気が付けば4時間超になる事もあります。
建物の説明やプラン提案に留まらず、土地・資金面・私生活に係る諸問題もそのお客様の事情・条件に合わせて同時に解決していく必要があるからです。
建物のプランだけで終わる事は基本的にありません。 人の人生は家を建ててゴールではなく、
家はただ、建てる事によって得る事の出来る将来への安心感や幸福感、今より豊かな生活を送る為の通過点のひとつだと考えています。
家は男の城!等という時代はもう2世代程前の話です。 未だにそのイメージが拭えず、限界ギリギリの予算で建てたばかりにローン地獄に苦しみ、売却相談に来る方も年間たくさんいらっしゃいます(;O;)
終身雇用が崩壊した今、年収300万円台時代に沿った将来設計を描きましょう!!
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