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◆本日の1本その21◆

2017年10月29日(日)

石塚です。
ついに21本目・・・ そろそろどんなオススメがあったかなぁと、ネタ切れ感が出てきたように思いましたが、これを忘れていました。
 ビフォア・サンライズ (邦題・恋人までの距離)
’95年の作品なので、今でも大活躍中のイーサン・ホークも20代。 めちゃカッコいいです。
あらすじ ・・・ 列車の中で偶然に出会ったジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)が、ウィーンの街を歩きながら、始発の時間まで時間を潰す ・・・ という出会いの当日から翌日夜明けまでの物語。
上映時間の約100分間、ほとんど散歩と会話ばかりです。 何が面白いのかと言う人もいるかもしれません。
でも面白いんです。 ちょっと哲学的な、頭の良さそうな会話も多いけど、さっき出会ったばかりの男女が美しいウィーンの街並みを、お互いの事を話しながら散策していく。
その様子は演技ではなく、全て役者のアドリブなのでは?と思えてしまう程に自然です。 主要当登場人物もこの2人のみ。 あとは街並みがキャストです。

もう、観ているだけでとても心地良いんです。
最初はぎこちないが次第に打ち解けて行く2人が惹かれあう度合に比例して夜が更けていく。 始発の時間である朝が迫ってくる。 その限定された時間がまた切なくて・・・(@_@;)
そして夜が明け、別れの時が来ます。
そしてパリ行きの列車に乗り込む際、2人は半年後にまたここで会おうと約束を交わし、サヨナラをします。
その後2人がどうなったのかはこの作品では語られません。 2人の物語はここでENDです。
・・・・・・・・・・・・・・・
 
が、
1995年のこの出来事から9年後の2004年、なんと続編が出たんです。「ビフォア・サンセット」として。これは当時本当に驚きました! この手のマイナー映画で続編とは(・_・;) 思い切ったなぁ。
そして続編の中でもリアルに9年経過したものとして、あの別れの後の2人が描かれます。
タイトル通り、今度は日暮までの時間を共有します。
 
さらに、
2004年で全て終わったと思われたこの物語が前作と同様のスパン、9年後の2013年に更新されます。
ビフォア・ミッドナイト」 のリリースです。
これも驚きました・・・  ここまでやるか。
当然劇中も前作2004年からまた9年経過したものとして、最初の出会いから18年、お互い40代を迎えてなかなかの中年になってきています。
 これで3部作になったわけです。 恐らく2022年、さすがにまさか4本目は無いと思いますが・・・ どうでしょうね(~_~;)
ドンパチ映画しか観ない!という方の好みには合いませんが、ゆったりした映画が好きな方にはオススメの1本です。
個人的には1作目の別れがあまりに切なく、とても良く出来ていたので続編はなくても十分に傑作だったと思います。  2人が再会出来たかどうかは観る側の想像で補填すれば良い事です。
結局は会えずに終わるという結末でも、それはそれで良かったのではないでしょうか?  続編を出されてしまうと、想像での補填という楽しみは当然に無くなってしまいます(~_~;)
と、ケチをつけてはいますが、結局観てしまう。 そんなシリーズです。
独りでじっくり観るのに適した1本です
 
 
さて、彼らが散策したウィーンはオーストリアにある街ですが、
オーストリアの平均給与は日本の同じ条件の仕事と比べる若干低いそうです。
さらに所得税と健康保険料の総額が日本に比べて少し高く、税金と保険料を併せて給料の30-40%は毎月引かれているとか。。。
絶句です(゜o゜)
しかしその分、家賃や水道光熱費等の必要支出金額は日本の平均よりは安い様なので、その辺りでバランスが取れている事が推測されます。
僕は以前、アパート・マンションの賃貸管理会社に勤めていたのですが、山梨県の賃貸相場では古めの2DKで40,000~50,000円、3DKで45,000~60,000、新しめの2LDKなら60,000~75,000あたりが多いです。  (リフォーム状況・地区で多少変動します)
仮に60,000円の家賃として、1年で72万円、10年で720万円、30年で2160万円になるわけです。
これに2年毎の更新手数料(約0.5ヵ月分)30,000円×15回=45万円、2年毎の家財保険料15,000円×15回=22万5,000円
合計22,275,000円  これが30年分です。
しかし人生はあと30年で終わりでは無い(当然現在の年齢によりますが)ので、今30代だとすれば、90歳までに概ねこの2倍、約4,500万円は必要な計算になります。
土地価格の安い山梨県ならば豪邸と呼んで良い家が建つ価格です。
今の部屋を4,500万円で売るよ、とオーナーさんに言われたら買いますか・・・??
でも皆さん買っているんです。
持家はしばらく先でいいや、と思っているうちにローンが組みにくくなる年齢になっていきます。40~50代になって慌てはじめる、というケースも大変多い。
今一度、ご自身の支払っている年間賃料と、日本人の平均年齢から逆算する残りの想定寿命を掛け合わせてみると、考え方が変わる数字が出てくるかもしれません(゜o゜)
 
 
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