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◆本日の1本その9◆

2017年8月17日(木)

新築&不動産の石塚です。
今年も終戦記念日が過ぎました。 夏になるとTV等で戦争特番や映画・ドラマが増えます。
そこで本日の1本はこちら
 横山秀夫原作の「出口のない海」です。
1945年、敵艦の攻撃を避けながら海中を進む1隻の潜水艦内に待機する4人の若者たち。彼らは人間魚雷“回天”に乗って敵艦に激突するという極秘任務を帯びており、艦長の出撃命令を待っていた。そんな中、甲子園の優勝投手だった並木浩二(市川海老蔵)は野球に熱中していたころや、戦争に行くと決めた日々を思い出す・・・
 
僕は先に原作小説を読んでおり、この映画も3度程鑑賞しています。
航空機による特攻を主とした戦争映画は近年も多くありますが、(永遠のゼロ等が有名ですね)この作品は海の特攻です。 「回天」という日本海軍独自の酸素魚雷を大型化し、1人を乗り込めるようにした特殊潜航艇です。
視界のない海中を突き進み、敵艦に体当たりする恐ろしい兵器です。  僕は10年程前に靖国神社にて実物も見た事がありますが、真っ黒で無機質で巨大、まさに死の兵器という表現がぴったりでした。
 
この映画、実はそれほど万人にオススメという訳ではありません。 派手な戦闘シーンや、情熱的な男女のロマンスもありません。  それに小説を読んでからだと、主人公のイメージと、演じる市川海老蔵が合ってないんです。 (年齢的にも雰囲気も)
ただ、回天のような恐ろしい自爆兵器について、その構造や開発の理由、操縦の難しさ等、なかなか掘り下げた演出があります。
そしてありがちな戦争映画の主人公達と違い、実にかっこ悪く、無駄に、情けなく兵士達が死んでいきます。   この映画の戦場にいるのは我々と同じ弱く悩める人間であり、ヒーローは1人もいないんです。
 
これを機に、普段あまり取り扱われる事のない、しかし現実として多くの先人達が命を落とした兵器について考える時間を持って頂ければと思っております。
余談ですが、日本と米国との間で公式に終戦協定が結ばれたのは9月2日であり、8月15日以後も局地的・散発的な戦闘は続いていました。
「玉音放送」がラジオで流れたのが15日というだけなんです。 学校ではあまり教えませんが何故でしょう・・・?
 
さて
終戦とくれば終了、終了といえば(ー_ー)!!

1号モデルハウスがお引渡しに伴い、もうすぐ公開終了となります。
次の土日、8月19・20日に最後のイベントを行います。こんなチラシが入っております。
(2号モデルオープンまで)現物を見れる最後の機会になるかもしれません。 是非お越しくださいませ☆
 
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