山梨の新築住宅~収納の扉は不要!?オープンクローゼットにするメリットと注意ポイントとは?
#建物 2025年5月30日(金)
クローゼットと言えば、一般的なクローゼットのほか、ウォークイン、ウォークスルーなどあります。一般的なクローゼット(壁面につけるタイプ)は扉ありのイメージですよね。
でも、あえて扉をなくした「オープンクローゼット」の収納を新築住宅で取り入れる方もいます。
さまざまなメリットがあって注目度も高いオープンクローゼットですが、デメリットももちろんあります。
メリット・デメリットを比べながら、快適な収納計画をしていきましょう。
扉なし!オープンクローゼットのメリットとは?
まずは、扉なしのメリットについてご紹介します。
出し入れのしやすさ
まず、扉なしのメリットは、「開閉が不要」という点です。
物を持って手が塞がっていても大丈夫。収納しやすく、取り出しやすいのが大きなメリットです。
また、扉という遮るものがなく、全体を一気に見渡せます。
扉ありのクローゼットの場合、引き戸、折れ戸のどちらにしても全体を見渡しづらいときがありますよね。オープンクローゼットで扉なしなら、収納内部がすべて見えて洋服を選ぶ際も便利です。
通気性がよく、衛生的
扉があるクローゼットの場合、湿気がこもりがちです。
ウォークインクローゼットなど大き目の収納空間には、換気扇を取り付けるケースも多いです。でも、一般的なサイズのクローゼットの場合、時々、風を入れるなど、意識的に換気をしないと内部にカビなどが発生することがあります。
いつの間にか、衣類にカビやダニがつくのはイヤなものですよね。
扉なしなら通気性がよく衛生的な感覚で収納ができます。
“見える”を意識すれば、整理整頓をして綺麗な空間に
扉がある場合、「扉を閉めれば見えない」と整理を怠ってしまうこともありますよね。ついつい内部がごちゃごちゃしがちという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
扉なしのオープンクローゼットなら、常に「見える」ので整理しようという意識になって綺麗にできそうです。
一方でオープンクローゼットのデメリットもある
オープンクローゼットにはメリットも多いですが、注意しなければならないデメリットもあります。
衣類が日焼けする可能性
窓やクローゼット位置、部屋の向きなどで日当たり状況は変わるかもしれませんが、窓からの直射日光が入りやすいオープンクローゼットの場合、衣類が“日焼け”によって色褪せするリスクがあります。
クローゼットを扉ナシにするなら、クローゼットと窓の位置関係にも配慮することが大事です。
また、日焼け防止対策として、おしゃれなカーテンなど吊るすことや、衣類カバーを検討してもいいでしょう。
ほこりが入り込みやすい
扉がないため、クローゼット内にゴミ・ホコリが入りやすくなります。
ただ、基本的にお部屋の掃除を日常的にできていれば、ホコリが空間に浮遊することもなく、クローゼットにゴミが入るリスクも減ります。掃除機やフローリングワイパーでお部屋の掃除をする際は、お部屋の床だけでなく、クローゼット内部まで心がけましょう。
また、「ホコリを付けたくない」「ホコリが目立ちやすい」などの衣類には衣類カバーの活用もおすすめです。
中身丸見え問題…
先ほど、メリットの部分で「見える収納で綺麗にできる」とお伝えしました。
お部屋のお片付けが得意な人は問題ないですが、ふだんから片付けが苦手という人はクローゼット内部が丸見えでお部屋全体がごちゃごちゃした印象になるリスクもあります。
整理整頓が苦手な人は、扉ありの方がおすすめです。
また、来客が来たときに、一時的に目隠し用としてカーテンなどを設けておくのもいいでしょう。
まとめ
扉なしのオープンクローゼットは、扉ありと比べると収納のしやすさや通気性などのメリットがあります。メリットとデメリットをふまえた検討が大事です。
今回お伝えしたように、デメリットを緩和できる対策ももちろんあります。「扉なしにしたいけれどデメリットが気になる」というときは、日焼け防止やホコリ対策なども取り入れてみましょう。
また、最近は子供部屋にオープンクローゼットを取り入れるご家庭も増えてきました。扉がないため、子供が手を挟んでケガをするリスクもおさえられます。
収納内部が目に見えるからこそ、子供が整理しやすく、小さい頃から整理整頓の習慣がつくのもメリットと言えるでしょう。
山梨のデイクの家で新築住宅を建てられるお客様のなかでも、「オープンクローゼット」をご検討くださる方もいらっしゃいます。
メリットやデメリット、注意ポイントなどを聞いてみたいなど、オープンクローゼットに関する疑問等がございましたら山梨のデイクの家にぜひともご相談ください。