[山梨×新築]引き戸人気が復活!イマドキの玄関引き戸はここが違う!おしゃれと利便性を兼ね備えた引き戸とは?
#建物 2025年6月6日(金)
ひと昔前の日本では、玄関には引き戸が一般的だった時代がありましたが、今では開き戸の方が主流です。しかし、ここ近年、引き戸を人気が再び高まってきました。
昔風のデザインではなく、今の洋風の家に合うおしゃれなデザインもいっぱいあり、イマドキの玄関引き戸はおしゃれで魅力的と人気です。
今回は、玄関引き戸について、昔と比べてどんな風に違うのか、人気の秘密を解説していきます。
引き戸?それとも開き戸?迷ったときの比較ポイント
玄関扉をスタンダードな開き戸にしようか、それとも引き戸にしようかと迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
毎日のように開け閉めする玄関扉ですから、使い勝手をよくしたいですよね。
引き戸と開き戸で悩んだときは、まずは次のような点を比較してみましょう。
開けやすさ
引き戸と開き戸は、開けやすさに違いがあります。
引き戸は少ない力で開け閉めしやすい扉です。子供や高齢の方がいる方にもおすすめできます。左右にスライドするだけなので、車いすの人も開け閉めしやすいです。バリアフリーを考えているときも良いかもしれません。
一方、開き戸の場合、ある程度力が必要です。荷物を持っているときはちょっと不便かもしれませんね。
引き戸は“開け方”を微調整できるのも魅力です。開き戸は開けっ放しにするなら、「全開」しなければなりません。中途半端な位置で止める場合は、閉まらないようにストッパーを置くなどが必要です。
引き戸なら、少し開けて止めておくこともできます。風で閉まることもありません。荷物の出し入れするときも便利です。
デザインの好み
デザインですが、引き戸はレトロな印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
最近は引き戸人気も再燃していることから、新築住宅で引き戸を選ぶ際は、おしゃれなデザインのものを選ぶことができます。とはいえ、開き戸と比べると、デザインのラインナップが少な目です。
一方の開き戸は玄関扉のスタンダード的な存在ですから、引き戸と比べると個性的なデザインも選ぶことができます。北欧、和風、カントリー調、西海岸、アンティーク、モダンなどこだわりを反映できるかもしれません。
山梨のデイクの家で家づくりをされる方のなかでも、引き戸と開き戸でお悩みになる方もいらっしゃいます。「どんなデザインがあるの?」「スペース的には大丈夫?」など疑問点があれば、お気軽にお問い合わせください。
挟まれる、ぶつかるリスク
次は、安全性の観点からの比較です。
開き戸は、強風の日には、開け閉めの最中に突然風にあおられるリスクがあります。パワーや瞬発力のない子供、高齢者の場合、開閉中に強風で手や足を挟まれる可能性もあります。
それに、前後に扉を動かして開け閉めする開き戸は、玄関前に人がいると開けたときにぶつかるリスクもあります。勢いよく開けるのは危険です。
また、引き戸の場合は、左右に動かすだけなので挟まれるリスクはあまりありません。ちょっとだけ開けて外の様子を確認しやすく、誰かが扉の近くに立っていてもぶつかるリスクを軽減できます。
まとめ~玄関扉は使い心地を左右するので慎重に選択をしよう
今回は、最近人気が高まってきた引き戸について、開き戸の比較ポイントも交えながらお伝えしました。
開き戸の方がデザインのバリエーションが多いので、「おしゃれにしたい」「木目扉でカントリー調にしたい」「洋風にしたい」など自分なりのこだわりが反映しやすいでしょう。
ただ、開き戸と引き戸はそもそも開け方がまったく違うので、使いやすさもふまえて選ぶことがおすすめです。
子供は開き戸が開けづらいかもしれませんが、基本的に親御さんと一緒のときに開閉できれば、子育て世帯でも開き戸を不便に感じるシーンはあまりないでしょう。
開き戸は、比較的どんなお住まいでも導入しやすいですが、引き戸は間口を広く確保しなければならず、スペース的に難しいこともあります。
また、引き戸、開き戸のどちらを選んでも、大切なのは価格の安さだけで決めないことです。
デザインによって、玄関扉の取っ手や採光性なども異なります。予算はもちろんですが、家族構成や重視する点など、さまざまな視点から考えることが大事です。
山梨のデイクの家でも、玄関扉のご相談をお受けしています。「ぜひとも引き戸にしたい」「開き戸と迷っている」など疑問がある際はお気軽にお問い合わせください。