[山梨×新築住宅]“回遊動線”って広い家じゃないと無理?実はちょっとした工夫でできます!
#建物 2025年11月7日(金)

家づくりでよく聞く「回遊動線」という言葉。皆さん、ご存知でしょうか。
回遊動線とは、家のなかで“回れる”ような間取りなんです。
とても便利で「なんだか便利そうかも…!」と思いつつも、「広い家じゃないと無理なんじゃ…?」、そんな風に疑問に感じている方もいるかと思います。
確かに、スペースが必要になることもありますが、ちょっとした間取りの工夫や、ドアを1枚プラスするだけでも回遊動線は作れることもあるんです!
今回は、家づくりで知っておきたい回遊動線についてご紹介していきます。
そもそも「回遊動線」って?

「回遊動線」とは、家の中をぐるっと回れる動線のこと。こっちからも行けるし、あっちからも行ける…、そんなスムーズで便利な間取りです。
たとえば、
・キッチン ⇔ 洗面室 ⇔ リビング
・玄関 ⇔ クローゼット ⇔ リビング
といったもの。
家事動線が短くなるので、共働き世帯や子育て世代など忙しいご家庭にもとても人気の間取りとなっています。
回遊動線のメリットとデメリット
次に、回遊動線の一般的なメリット・デメリットをご紹介していきますね。
回遊導線【メリット】
回遊動線で嬉しいメリットは、家事効率が上がること。
日々の家事って、「料理・洗濯・掃除」など複数のことを同時にこなさなきゃいけないことって多いですよね。そんなときも、動きに無駄がなくなり、家事の時短にもなるんです。
また、「あっちからもこっちからも行ける」ことから、家族が慌ただしく動いている朝なんかも渋滞せずに済みます。
家族が行き交う朝に、「ぶつかった!痛い!」なんてことも減りそうです。お子様も動きやすくなりますね。

回遊導線【デメリット】
一方で、デメリットもあります。
まず、回遊動線を作る際に「通路の確保」「扉を増量」といったように、スペースやコストもかかります。状況次第では、建築コストが高いな~ってこともあるでしょう。
また、ウォークインクローゼットを回遊動線の一部に取り入れた場合、壁が減って収納しづらいといったデメリットが感じられることも…。
どんな動線にするか、設計次第で「快適」を左右するので、まずは施工会社とじっくり相談していくことも大切なんですね。
実はドア1枚で“回遊”はできる
通路の確保とか聞くと、「やっぱり広さが必要なんでしょ?」と思うかもしれません。でも、実はドア1枚の工夫でグッと使いやすくなることもあるんです!

たとえば…
・クローゼットをウォークインに
・洗面所とキッチンの間に引き戸を1枚プラス
・玄関横の収納に扉をつけてリビングへ
など通り抜け可能にすれば、“回遊動線”のできあがり。
毎日の家事の動きがスムーズになるんです
コンパクトな家こそ回遊動線もメリットに
面積が狭い家になると、家族の動きが重なることも多いですよね。そこで、複数のルートを確保して回遊動線にすると、ストレスが激減します。限られた空間だからこそ、「回遊動線」の良さを感じやすいんです。
それに、回遊動線のために扉を増やすと、そこを開けておくだけで“視線が抜けて広く見える”という効果も!
実際、回遊動線をコンパクトな家づくりに取り入れた方は、「視界が開けて広く感じて嬉しい」「光も取り込みやすくなった」「風通しが良い」というお話くださいます。
回遊動線を取り入れるポイント

ただ、単に「ぐるぐる回れる」だけでは、使いにくくなってしまうこともあります。家の広さや家族構成、ライフスタイルなどで「どこにどんな動線があれば便利か」も違ってきます。
日々の生活のイメージをふまえて、回遊動線を考えるのがコツです。
たとえば、家事の効率を良くしたいなら、キッチンから洗面室、洗濯干しなどへの動線を設けるなど。
新築後の暮らし方を考えながら、使いやすい回遊動線を取り入れてみましょう。
まとめ
回遊動線は、工夫次第でどんな家でも実現ができます。実は、コンパクトな家だからこそ、回遊動線のメリットが実感しやすいケースもあるんですよ。
ドアを1枚増やす…といったシンプルな工夫でも、ちょっとした回遊動線になることもあります。
日々の家事や育児をラクにできれば、自然とストレスフリーな家にできるかもしれません。
山梨のデイクの家でも、動きやすく快適な家づくりのご相談をお受けしています。








