山梨|【建築士が解説】階段の手すりは右側?左側?新築時に迷わない決め方の新常識
#建物 2026年7月19日(日)

はじめに
こんにちは!あるいはこんばんわ!
ミスターデイクデイクの家設計士の望月です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
さて、タイトルにも記載しましたが、今回は「階段の手すり」について
マイホームの間取りを考えているとき、リビングの広さやキッチンの配置にはとことんこだわっても、
「階段の手すりをどっち側につけるか」まで深く考える方は意外と少ないのではないでしょうか?
「図面を見たら、なんとなく右側についていたからそのまま」 「利き手が右だから右側でいいや」
実は、ここに落とし穴があります。階段の手すりは、住み始めてからの安全性や日々の快適性に直結する重要なポイント!
今回は建築士の視点から、手すりをどちら側に設置すべきかお伝えします!
そもそも、手すりは「上り」と「下り」どっちが重要?

結論から言うと、手すりが圧倒的に重要なのは「下り」です!
階段での転落・転倒事故は「下り」のときに発生することが多く、人間は下りるときの方が足元への恐怖心を感じやすいといわれています
膝や関節への負担も大きいため下りが非常に重要になってきます。
そのため、手すりの位置を決める際は「下りるときにどちら側にあると安全か?」を最優先に考えるのが建築実務の基本になります。
どっちにつける? 3つの判断基準
では、具体的に右と左、どちらにつけるべきか??チェックしてみましょう♪
1. 家族の「利き手」で決めるのもよし!

右利きが多い: 下りるときに右側
左利きが多い: 下りるときに左側
下りるときに利き手でしっかり手すりを握れる配置にすることで、万が一足元を踏み外したときにも、
瞬時に強い力で体を支えることができます。利き手で決めるというのが最も一般的な考え方です。
間取りの「壁の位置」で決める
階段の形状によって、手すりをつけられる壁が制限されることもあります。
特に片側リビング階段などで手すり壁やスリットになっている形状の場合、しっかりとした下地がある外側の壁につけるのもいいといわれています。
「介護やケガ」を想定して決める

もし、高齢のご両親に「右半身が不自由」などの麻痺や、膝の痛みがすでにある場合は話が変わってきます。
麻痺がある方は、動くほうの手で手すりをつかむ必要があるため、その方の体の状況に合わせた側への設置が必須になります。2階になかなか上がることはない!と思っていても玄関先などの手すりの場合にも考えられますのでぜひ参考にしてみてくださいね








