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住宅ローンが心配な方必見!~「本審査編」~

#住宅ローン 2023年2月24日(金)

前回の事前審査に続いて、今回は「本審査」についてお話ししていきます☆

事前審査に通過すると、住宅ローンの正式な申込が可能。いよいよ「本審査」です。

でも「事前審査とはどう違うの?」「2回も審査をするのはなぜ?」「本審査で落ちることってあるの?」などの疑問もありますよね。

本審査でのチェックポイントや、落ちる理由などを詳しくまとめていきます。

2回審査されるのはなぜ?

住宅ローンの借入金額は大きいので、金融機関側にとっても「この人に本当に貸しても大丈夫なのか」を簡単に決めることはできませんよね。

最終的にはいろいろな観点から可否を判断するわけですが、そもそも返済能力がない場合、膨大な書類を提出してもらっても結果は「否」となってしまいます。

そこで、1回目の事前審査は返済能力を重点的に審査し、本審査の対象となるかを選別しているのです。

 

本審査で重点的に審査されるポイント

収入面を中心にチェックされた簡易的な事前審査に対し、もっと詳しい観点で行われるのが本審査です。

 

「物件」

本審査では、住宅ローンを使って購入する物件の担保評価額を審査されます。

住宅ローンでは、対象物件に抵当権が設定されます。これは、返済が滞ったときに、銀行側により抵当権が実行され、家を手放すことで返済に充当するための仕組みです。

道路条件や建築基準法に違反していないか、特殊な土地で建築に制限が出ないかなどがチェックされます。評価額によっては希望の借入額が難しい場合もあれば、そもそも審査に落ちることもあります。

土地に問題がなく、万が一のときに需要がある物件は審査にも通りやすいでしょう。しかし、特殊な敷地や法令上の制限が厳しいケースでは審査に影響する可能性もあります。

「資金計画」

年収に対して月々の返済額に無理が生じていないか、完済時は何歳になるのかなど、提出書類を詳しく審査されます。返済負担が重ければ必然的に返済できなくなるリスクが高まるからです。

 

「健康面」

住宅ローンで入る団信(団体信用生命保険)のために、本審査では健康面もチェックされます。

団信への加入を融資の条件のひとつとしているのは、ローン契約者が「死亡・重度の障害で働けず、返済できない」などのリスクを回避するためです。現在の健康状態はもちろん、これまでの手術歴や病歴も審査に含まれます。

本審査のために改めて健康診断に行く必要はなく、「告知書」への記載が中心です。これまで健康診断で引っかかったことがない健康的な人なら審査に影響することはほぼないでしょう。だからと言って、病気を隠して「健康」と虚偽の申告をするのはNGです。

また、住宅ローンの借入金額が5,000万円を超えるときや、団信に特約を付けるときなどは、健康診断書の提出が求められるケースもあります。

本審査の結果は少し時間がかかる

本審査は、事前審査よりももっと詳しく審査されるので、少し時間がかかるでしょう。金融機関によって結果が分かるまでの時間は異なりますが、1~2週間も待つこともあります。

審査内容が細かくなることから金融機関の確認時間がかかっている可能性や、事前審査のときと状況が変わっていることも審査が長引く原因かもしれません。

 

 

本審査で落ちる人はいる?

事前審査をクリアできれば、通過しやすいと言われている本審査。でも、数%ほどは落ちるのだとか…。

多くの場合、事前審査のときの情報が変わっていることが審査に落ちる理由と言われています。

たとえば、転職や退職などです。転職は収入が大きく変わって不安定となり、退職は収入が途絶えることになります。返済能力が低いと判断され、融資がおりないこともあります。

本審査の直前で、自動車ローンなどのほかのローンを組むのも落ちる理由のひとつです。年収に対しての返済負担が大きく変わるので、ローンを新たに組んでまで大きな金額のものを購入するのは止めましょう。

また、病気で団信に入れず審査が通過できない人もいます。脳疾患や心臓疾患など、団信の審査に影響する病気はたくさんありますが、告知書では正しく記入することが大事です。病院通いをしている場合でも、絶対に団信に入れないとは限りません。病気によっては、定期的に病院に通い投薬などで治療していれば、問題なく働けていることも多いからです。

まとめ

事前審査を通過した多くの場合、本審査も落ちないと言われています。

ただ、今回お伝えしたように、事前審査とは違った観点での審査内容も加わります。物件の状況、転職や退職、ほかのローンを組むことなども審査に影響しますし、健康面は正しく告知することが大事です。

完済時の年齢もあるので、住宅ローンは若い人ほど審査に有利と言われています。新しい家ができたら、家族みんなが健康で幸せに暮らしたいものですよね。

住宅ローン申請時には、家計の支出を見直しながら、無理のない資金計画を立ててみてくださいね。

 

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