[山梨×新築住宅]子供部屋の広さに悩む…何畳がベスト?ローコスト住宅でも満足できる広さの考え方
#建物 2025年10月10日(金)
家づくりで子供部屋の広さについて悩む方は多いです。部屋が大きいとコストがかかるけれど、逆に小さすぎると子供が窮屈かも…なんて悩みますよね。
今回は、そんな悩ましい「子供部屋の広さ」について、最近の傾向もふまえてお伝えしていきます。
一般的な子供部屋ってどのくらいの大きさ?
敷地の広さによっても異なりますが、一般的には4.5~6畳くらいがよくある子供部屋のサイズ感です。
もちろん、部屋数や敷地の問題などでも、子供部屋に確保できる部屋のサイズは変わってきます。
最近は、4.5畳くらいのコンパクトな子供部屋が増えてきました。
その理由のひとつがリビングやダイニングなどに勉強机を置く「スタディスペース」が注目されていること。
リビング学習は、
・親の目が届く
・分からないところをすぐに質問できる
・適度な生活音で集中力を高められる
・家族のコミュニケーションが増える
などのメリットがあると注目されている勉強スタイルです。
勉強は家族がいる空間、そして趣味や就寝のためだけに子供部屋を設けるスタイルが多くなっているんです。
もともと昔ながらの家づくりと違い、最近は家のなかで空間同士が緩やかにつながる間取りが増えてきました。
「大きければいい」という考え方で子供部屋の広さを決めるのではなく、暮らしのスタイルに合わせて“ちょうどいい広さ”が今の家づくりに合っているのかもしれませんね。
子供部屋の広さはどう決めるべき?
子供部屋の広さは「何のために部屋を作るのか」という目的を考えて決めることがポイントです。
勉強スペースはどうする?
ほかにスタディスペースがあって寝るだけの部屋なら、大きな部屋はいりませんね。山梨のデイクの家でも、リビングやダイニングの一角に家族みんなが活用できるスタディスペースを設ける方もいます。
べッドにする?それとも布団?
シングルベッドを置くときは、その分の広さが必要になってきます。
最近は収納付のベッドや、ベッドの下を有効活用できるロフトベッドなども人気です。
収納は必要?
クローゼットを置くか、どのくらいの荷物があるかなどでベストな広さも変わってきます。
兄弟姉妹で共有する?
兄弟や姉妹が同じ部屋で過ごすなら、少し広めの面積確保がおすすめです。小さいときは同じ空間でも、将来的に間仕切りできるようにしておく方もいます。
子供部屋の配置も大事
日当たりやほかの部屋とのバランスも考えて、子供部屋を配置することが大事です。たとえば西日が入る部屋だと暑さがこもってしまい、帰宅後に夜間に「部屋が暑い」なんてこともあります。
子供部屋にクローゼットは必要?
子供部屋にクローゼットをつける・つけないで悩まれる方も多いです。
子供部屋にクローゼットをつけるメリット
クローゼットが子供部屋にあると、おもちゃや学校の荷物、洋服など「自分の物を自分で管理」ができ、整理整頓の習慣が育まれます。
あえてクローゼットをなくすという選択肢
最近は、あえてクローゼットをつけない子供部屋も増えてきました。クローゼットなしなら部屋を広く使えるため、家具や机の配置がしやすくなるのがメリットです。
日常的に使う衣類はファミリークローゼットにまとめることで、家事動線がラクになるという考え方もできます。
また、子供部屋には、教科書や趣味のものを収納できる棚を置くという方法もあります。
どちらが向いている?
結局どっちがいいんだろう…と迷うときは、親目線でも考えてみてはどうでしょうか。子供には「自分のものは自分で管理させたい」という気持ちなら、クローゼットありの子供部屋がおすすめできます。
一方、「家族が多いからまとめて管理したい」というときは、ファミリークローゼットが家事動線がコンパクトにまとまりそうです。
また、子供部屋のクローゼットをなしにすると、将来的なリフォームもしやすく、活用の幅が広がるメリットがあります。
まとめ
最近は4.5畳ほどのコンパクトな子供部屋が増えてきました。子供部屋の目的をしっかりとイメージしておくことで、それほど広くなくても居心地の良い空間作りが可能です。
スタディスペースファミリークローゼットなどの工夫も考えることで、ちょうど良い広さの素敵な子供部屋が完成します。
山梨のデイクの家でも4.5畳ほどのコンパクトな子供部屋が人気です。
「我が家の子供部屋はどうしたらいいかな?」とお悩みのときは、お気軽にご相談くださいね。