二世帯住宅は・・・
#建物 2020年12月6日(日)
本日は、最近ご相談が多くなっている話題の一つ、【二世帯住宅】についてお話をしたいと思います。
はじめに
ご両親が20年～30年前に建築した家を解体して、新しく建て替えるまたは、フルリフォームをする例が多いと感じます。
・息子様や娘様が、結婚を機に、ご両親の家に同居するようになったり、
・お子様（お孫様）が誕生し、今まで住んでいた住宅が狭いと感じるようになったり、
・家族構成が変化したことにより、これから30年、40年生活していくことを考慮して、少しずつリフォームをするなら、思い切って、建て替えやフルリフォームをしようかと考えたり、
いろいろな理由で、二世帯住宅への建て替え、フルリフォームを検討されると思います。
弊社ミスターデイクでは、リフォーム部門もございますので、建て替えにしようか？フルリフォームにしようか？迷っている人は、どちらのご相談も承っておりますが、本日は、二世帯住宅への建て替えについてお話いたします。
二世帯住宅にすることに対してのメリット・デメリット
まずはメリットから
・共働きの息子様、娘様、ご夫婦にとって、（特に子育て世代のご夫婦にとって、）同居のご両親から、家事や育児のサポートを受けられる。
・息子様、娘様、ご夫婦にとって、ご両親の様子を見ることが出来るので安心。（将来、介護等が必要になった際には、お互いに安心できますよね。）
・水道、電気、ガスなどの光熱費等をまとめることで、節約できる。
・幅広い世代の人が同居しておりますので、お子様の成長過程で、祖父、祖母と暮らすことは、良い影響を与える。
デメリット
・親夫婦、子夫婦、お互いのプライバシーが確保しにくい。
・一つ屋根の下に暮らすことで、些細なことでトラブルになったり、お互いに気を遣いすぎたりするなど、家族間のトラブルに発展する可能性がある。
・間取りにもよりますが、息子様、娘様夫婦で暮らす家を作るよりも、家が大きくなるので、建築費用が高くなる。
・建築して、数10年はいいかもしれませんが、将来の家族構成の変化により、部屋が余ったり、使われない水廻りが出たりする可能性がある。→将来管理が大変
【二世帯住宅を建てたい！】というご希望も多いですが、反対に、【二世帯住宅から独立して家を建てたい！】というご相談も同じくらいございます。
気をつけていただきたいこと
二世帯住宅の建築は、メリットとデメリットがありますので、同居するご家族との話し合いはとても大切です。
せっかく、新しく二世帯住宅をつくったのに、多くの方が一度きりの家づくりで、人間関係が上手くいかなくなって、家を出たいというのは、絶対にしてほしくないです。ですので、ご家族での話し合いは本音でする必要があると思います。私個人的な意見としては、弱い立場の人（お嫁さん、お婿さん）の意見をしっかり聞いた方がいいと思います。
まとめ
二世帯住宅を建てることが決まったら、間取りを考えましょう！
もちろん、予算の上限はあると思いますので、優先順位を決めながら考えることが必要です。
完全同居型、部分同居型、完全分離型などありますし、キッチンは2つ？トイレの数は？部屋の数は？玄関は別々？など、間取りによって、金額が大きく異なりますので、それぞれの家族に合う間取りをたくさん話し合いましょう！
大人がたくさん揃うと、意見が合わないことが多いかもしれませんが、夢の家づくりの間取り決めは一番楽しいところだと思いますので、ぜひ楽しみながら進めてください！
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