【山梨の建築士が解説】新築の玄関収納はどれが正解?5つのタイプの特徴と選び方のコツ
#建物 2026年10月11日(日)

こんにちは!あるいはこんばんわ!デイクの家設計士の望月です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
新築の間取りを考えるとき、意外と後回しになりがちなのが”玄関収納”の形です。
山梨での暮らしは、車社会ということもあり、大人の靴だけでなく、お子様の部活シューズ、アウトドア用品、冬用のブーツなど、玄関に置きたいものがたくさんありますよね。
玄関収納には大きく分けて5つの形があり、それぞれ収納力や空間の見え方に大きな違いがあります。
今回は、ローコスト住宅でも大満足の玄関を作るための「5つのタイプの特徴」をプロの目線で徹底解説します実際の弊社での施工事例もご紹介しているのでお楽しみに!
カウンタータイプ
床から腰の高さほどの位置までの、背が低い収納タイプです。
カウンターメリット
上の空間がガバッと空くため、玄関に入った瞬間の開放感がバツグンです!カウンターの上に家族の写真を飾ったり、鍵置き場にしたり、季節のお花を飾ったりと、インテリアを一番楽しめる形です。窓を設置して明るい玄関にすることもできます。
カウンターデメリット
高さがないぶん、5つの中で最も収納力が低いです。靴が多いご家族や、ロングブーツなどをたくさんお持ちの方には不向きな場合があります。
トールタイプ
床から天井近くまで、一面がすべて収納になっている縦に長いタイプです。
トールタイプメリット
圧倒的な収納力が最大の強みです!
棚板の位置を自由に変えられるものが多く、ロングブーツや傘、レインコートなどもすっきり収まります。扉に大きな姿見(鏡)を付ければ、お出かけ前の全身チェックもバッチリです。
トールタイプデメリット
壁一面が収納になるため、狭い玄関に設置すると少し圧迫感が出やすいです。また、カウンタータイプのように「ちょっと鍵を置くスペース」が作れません。
二の字タイプ

上下に分かれたカウンタータイプと吊戸棚を組み合わせた、漢数字の”二”のような形です。
二の時メリット
トールタイプの「収納力」と、カウンタータイプの「飾り棚スペース」を、ちょうどいいとこ取りした万能型です。上下の収納の間の壁にエコカラット(調湿壁材)を貼ったり、照明でおしゃれに演出したりするのも人気です。
二の時デメリット
真ん中が空いているぶん、次に紹介するコの字・ロの字に比べると、少しだけ総収納量が下がります。
コの字タイプ

トールタイプをベースに、一部をくり抜いてカウンターにした「カタカナの“コ”」の形をしたタイプです。
コの字メリット
二の字タイプよりもさらに収納力をアップさせた形状です。片側が天井までのトール収納になっているため、コート類や長さのあるものを片付けつつ、鍵置き場や飾り棚としてのカウンターもしっかり確保できます。
コの字デメリット
左右どちらかに背の高いボックスが来るため、間取り(玄関ドアの開き向きなど)によっては、入った時に少し視界を遮るような圧迫感を感じることがあります。
ロの字タイプ

上下左右、すべての壁面をぐるりと収納で囲み、真ん中だけを四角くくり抜いた「漢字の“ロ”」の形をしたタイプです。
ロの字メリット
既製品の下駄箱の中では、最大級の収納力を誇ります!家族が多くて靴が溢れそうな家庭でも、これだけの容量があれば安心。中央のくり抜き部分にはお気に入りのインテリアを飾って、高級感を演出できます。
ロの字デメリット
サイズが大きく、部材も多いため、5つのタイプの中で最も価格(コスト)が高くなります。また、広い玄関スペースでないと、玄関全体が狭く見えてしまうことがあります。










