[山梨×新築]収納力をアップ!パントリーの魅力と計画時に知っておきたいポイント
#建物 2025年6月27日(金)
新しい家に住んだとき、荷物の置き場所がなくてごちゃごちゃするのは避けたいですよね。
特に、キッチン周りは家事に使うものも多く、たっぷり収納を実現したいのではないでしょうか。
そこでおすすめなのがパントリーです。
山梨のデイクの家でも、新築の際にパントリーを計画したいという方もいらっしゃいます。
今回は、収納力がアップするパントリーのメリット・デメリットや、計画するときのポイントをまとめてみました。
パントリーとは何のこと?メリット&デメリットをご紹介
パントリーは、キッチンの近くに作る収納。食品や日用品を入れて置けるため、とても便利な空間です。新築時に採り入れる方もいます。
そこでメリット・デメリットをいくつかご紹介します。
パントリーメリット
パントリーがあれば、キッチンで使うものを収納しやすくなります。ちょっとした空間に積み置きすると乱雑な印象になりますが、造り付け棚を設けたパントリーなら収納しやすく探しやすいのもメリットです。
・特売のオトクな商品を見つけると大量に買ってしまう
・買い物は週末にまとめるタイプ
・家族が多いからたくさんストックが必要
といったご家庭にもパントリーはおすすめです。
パントリーがあれば、食料品・飲料・日用品を保管しやすく、災害時の備蓄としても活躍します。
パントリーデメリット
たくさん収納しようと奥行きを深くした棚を作ると、収納しづらくデッドスペース化するケースもあります。
逆に、高さのない何段もの棚を設けると、「高さのあるものが置きづらい…」という失敗にもつながるかもしれません。
また、パントリーがあるからといってまとめ買いをして収納し過ぎると、賞味期限切れを生む点にも注意が必要です。
「奥に収納し過ぎて気づいたら賞味期限切れ」なんてもったいないですよね。
パントリーはとても便利なものですが、使い方も考えながら上手に取り入れましょう。
パントリーで後悔しないために…。おさえておきたいポイント
パントリーはとても魅力的なスペースで「あれば便利」です。ただ、よく考えずに作った結果、失敗を感じる方もいます。
そこで、パントリーを作る際におさえておきたいポイントについてご紹介します。
①日当たりを考える
食品などを収納するためのパントリーなら、日当たりの良すぎる場所はNGです。
高温になり過ぎて食品が傷みやすくなります。チョコレートやキャンディーは溶けるリスクもあり、「食べようとパントリーから出したら溶けていた…」という失敗もあるため注意しましょう。
特に、西日は部屋の奥まで届くことがあるため、部屋の奥側にあっても「日当たりは大丈夫?」という点を意識した設計がポイントです。
②湿気対策をしっかりと
パントリーのような収納目的の空間は、人の出入りが少ないですよね。それに、物がたくさんが密集しています。特に、個室タイプのパントリーは湿気がこもりがちです。
窓や換気扇を設けるなどの湿気対策も考えた方がよさそうです。
また、たくさん収納できるからといって、物の詰め込み過ぎはやめましょう。余計に空気が循環しなくカビの発生リスクにもつながることがあるからです。
③動線を良くする
パントリーには、食品・飲料や日用品などキッチンで使うものを中心に収納したいという方もいるのでないでしょうか。
そんなときはキッチンの近くがおすすめの位置です。
また、重い飲料やトイレットペーパーなど「重い物・かさばる物」をまとめ買いしたいときは、裏口との動線も考えると便利になります。
どんな使い方をしたいかをイメージし、それに合った動線を考えた設計をすると使い勝手の良いパントリーが完成しそうです。
④使い方にあった収納を
「キッチンで使うものしか収納しない」といったときは、キッチンの背後に“造作棚”を設けたシンプルなパントリーもおすすめです。
食べ物以外の日用品も収納したいときは、キッチンに通じるような個室タイプのパントリーもいいかもしれません。使い方にあった収納空間を作りましょう。
まとめ
収納力や動線にこだわったパントリー。新築に取り入れるととても便利です。ただ、使い勝手が悪く設計するとデッドスペースになったり、「物を入れ過ぎてカビが…」といった失敗も起こりやすくなります。
パントリーのメリットを引き出せるように、理想の使い方を意識しながら上手に設計することが成功のコツです。
山梨のデイクの家でも、パントリーを取り入れた新築のご相談をお受けしています。