担保とは?
こんにちは!
営業の大久保です。
今回は、住宅ローンを借りる際に必要となる「担保」についてお話しします。
【担保とは?】
金融機関で住宅ローンを借りる際に、審査を行い条件に満たしている場合でも、
住宅ローンを借りる契約者が、万一返済が出来なくなった場合のリスクの回避の為に、
「担保」が必要となります。
【金融機関はなぜ担保を必要とするのか】
住宅ローンを借りる場合には、金融機関はその土地と建物を担保にし、万一住宅ローンの
契約者がローンの返済が出来なくなった場合に、その担保となっている土地と建物を、
競売にかけ住宅ローンの残債を回収が出来るようにしておきます。
住宅ローンは最長で50年返済というローンもあるように、長期に渡りローンを返済していく為、
その間に、転職や勤務先の業績などにより給与収入の変化が原因で、返済が困難になるかもしれません。
土地と建物を担保にすることにより、貸し倒れのリスクを最小限に減らして、返済が出来ないとなる
事態を未然に防ぐためのものです。
【担保の種類】
担保には、「物的担保」と「人的担保」の2種類があります。
①「物的担保」
住宅ローンの契約者が返済が出来なくなった場合に備えて、金融機関は土地や建物の不動産を、
競売にかけて残債を回収できるようにしておきます。
②「人的担保」
民法上の「保証」の事です。
「保証人」、「連帯保証人」、「連帯債務者」があり、住宅ローンの契約者が返済を滞った場合、
金融機関は人的担保の対象の人に返済請求を行っていきます。
【まとめ】
住宅ローンを利用する場合は、金融機関は土地や建物の「物的担保」は必ず必要となります。
また、「人的担保」に関しては、住宅ローン契約者の属性などにより「必要な場合」と、
「必要でない場合」がありますので、金融機関に相談することをお勧め致します。