山梨の家づくり~子育て世代にも人気。小上がりのこだわりポイントを詳しく解説します
#建物 2025年10月24日(金)

最近、子育て世代にも人気の小上がり。
リビング横に「小上がり」を設け、お昼寝したり、子供と一緒に遊んだりなどホッとできる空間です。
山梨のデイクの家でも「小上がりを作りたい」というお客様からのご相談をお受けすることがあります。リビング横にちょっとした空間があると便利ですよね。
でも、小上がりにもいろんなスタイルがあって、作り方によって印象も実用性も大きく変わってきます。
そこで今回は小上がりでこだわりたい、素材や高さ、収納のコトを詳しくお伝えしていきます。
素材で比較~畳or木材どっちがおすすめ?
はじめに、小上がりの素材について考えてみましょう。代表的なのは畳とフローリングです。
畳の小上がり

小上がりで根強い人気なのは「畳」です。
素材が柔らかいから寝転びやすく、お子様のいる家庭でも安心して使えます。
「子供を遊ばせたい」という方なら、フローリングよりは安全に使えるのが魅力です。
最近の畳はおしゃれなものもたくさんあるんですよ。
昔ながらのイ草はもちろん、カビに強い和紙の畳や、色褪せがしづらい樹脂製の畳などさまざま。
カラーバリエーションも多いので、モダンな雰囲気、可愛らしい雰囲気などお好みのテイストに合ったものがきっとみつかると思います。しっかりとお手入れすると長く使えます。
木材の小上がり
フローリングの小上がりは、ジュースなどの飲み物をこぼしてもさっとお手入れしやすく、畳と比べるとお手入れのしやすさが魅力です。
フローリングの小上がりにすると、リビングやダイニングとの統一感もあります。北欧風にしたい、ナチュラルな雰囲気にしたいなど洋風のインテリアとの相性も抜群です。
でも、ちょっと難点を言えば素材の硬さ…。
フローリングは畳と比べると素材が硬めですから、転んだりすると痛いですよね。
お子さんを遊ばせるときは注意が必要。よちよち歩きのときなど「転ぶかも…」という時期だけでもクッションマットを敷いておくと安心ですね。
小上がりってどのくらいの高さなの?
小上がりの高さも悩みますよね。目的や好みでも変わりますが、一般的な高さを紹介していきます。
ちょっと腰掛ける程度なら20㎝
小上がりの段差にちょっと座りたいときにラクな高さです。でも、あまりにも低過ぎるとつまずいちゃうかもしれませんので注意しましょう。
引き出しつけるなら30~40㎝
小上がりに収納を作る人もいます。とても便利に使えますが、引き出しをつけるなら30~40㎝くらいの高さを確保しておきたいところです。
ただ、この高さは、大人ならスイッと上がることはできても、小さいお子様は「上ろうとして転倒」というケースもあるため気をつける必要がありそうですね。
小上がり注意ポイント

小上がりはお部屋のなかに段差ができるので、お子さんや高齢者の方にとっては、ちょっとケガのリスクも心配ですよね。
小上がりスペースで夢中に遊んでいるうち、端から転倒…というケースも。遊ぶときは大人と一緒に遊ぶなど、何かしらの対策をしておきましょう。
小上がりに引き出しって必要なの?
小上がりを有効活用するために収納を作る人も増えてきましたが実際どうなのでしょうか。
メリットデメリットを考えてみましょう。
引き出しあると…

引き出しがあると、おもちゃやふだん使わないものを収納できて便利。その分、棚など他の収納を設置しなくてもいいので、お部屋がすっきりできそうです。空間の有効活用にもなります。
「収納がたくさんほしい」というときは、デッドスペースになりがちな小上がり下の活用はおすすめです。
引き出しなくてもいいかも…
引き出しを作らないならコストをおさえることができます。
それほど高さもいりませんから、低い小上がりにして空間をスッキリさせることもできます。
シンプルに小上がりの要素だけにしておくと、将来的にリフォームしやすいというメリットもあります。
まとめ
お昼寝や子供の遊び場所、家事など、ちょっとした過ごし方ができる小上がりスペース。
畳やフローリングなど素材によっても空間の雰囲気は結構変わります。
「畳がいいの?」「収納つけた方がいい?」など悩むポイントはたくさんありますよね。
山梨のデイクの家でも小上がりを設けた家づくりが可能です。ご不安な点なども含めてぜひともご相談ください。








