見落としがち!室外機の設置場所!エアコンの配置!!山梨の建築のプロが教える邪魔にならない対策!
#建物 2025年12月7日(日)

こんにちは!あるいはこんばんわ!
山梨のローコスト住宅デイクの家設計士の望月です。いつもブログご覧いただきありがとうございます。
さて、タイトルにも記載しましたが、間取を決めているときにお客様ご自身は外観の窓や仕様は気にしますが室外機の位置を気にする方は少なく。。。
設計士としては「ここに窓を置くと室外機が玄関前になってしまうからどうしようかな…」「この窓の配置だとエアコンや家具おけないな」と悩むときもあります。
もちろん、ダクトを伸ばしていけば問題ないのですが外観的にあまり長いダクトがあるとかっこが悪く迷うこともあるのが事実です。
そこで今回は実際にお客様のお家であった室外機位置についてご紹介!&実はエアコンの配置も大切になる!ということでエアコンの配置についての注意点も併せてご紹介していきたいと思います!ぜひ最後までご覧くださいね!
実際に合った室外機のお悩み事例

軒が出ているお宅の事例です。
1階テラス部分でお子様のプールやBBQ,洗濯物をしたいとのことで広めの場所を作りました。
テラスに出る側の壁にエアコンを置いたので室外機はテラスの端っこに室外機を置きました。
室外機の横幅が長いので横に置くと外観的に少しかっこ悪いとのことで
お客様のご希望として壁につける形で設置する予定でした。
その影響からか、特に夏場はエアコンを使用時暑い空気が洗濯物やプールで遊んでいる子供たちに直撃。。。。と考えられ
向きや場所を検討するお話をさせていただきました。
二階の高所用窓でお悩み事例

二階の高所用の窓をお部屋角ぎりぎりに設置をする事例(1階窓との配置を考え上下で同じ位置に設置する予定でした)
エアコンの配置的に1階に室外機を置くとまさかの玄関前に室外機が来てしまうことに…
その時は結果エアコンの配置を変更することで玄関前からは解消されました。
このように意外とエアコンの配置で室外機の位置は決まってきます。
窓や収納の関係で部屋におけるエアコンの位置も決まってきてしまうので注意が必要になってきますね
では次はエアコンのうちの注意点についてご紹介!
エアコン設置のポイント
部屋の短辺に設置する
エアコンの効率を上げるためには、エアコンの風が部屋全体に届きやすくする必要がありますよね。
そのためにはエアコンの風が当たる面積を増やす!ことがとても重要です。実はエアコンの風は前方に向かって吹き出すので、横方向にはあまり広がらない特徴を持っています。
ですので、長方形型のお部屋では、長辺側に設置してしまうと部屋の両端に風が送られにくく設定温度になるまで時間がかかってしまいます。
短辺側に設置するほうが風を効率よく均一に循環させることができるため、短時間で快適な室温にすることができ◎
壁や天井から少し離しましょう!
デッドスペースが嫌!と思い壁や天井ギリギリまでくっつけて設置してしまうとお掃除がしづらくなり定期的なメンテナンスも難しくなってきます。
また、一定の隙間がないと周辺の空気の取得の妨げになり冷暖房効率が悪くなってし舞うものです。
クローゼットの扉やカーテンレール、窓が近すぎないか?影響しないか?など再度確認しておくことがオススメ!
風が直接あたらない位置に使用!
ベッドで寝ているとエアコンからの風が直接あたってしまい、体調を崩してしまことありませんか?
風向きを変更できる機能もありますが新築でしたら健康面を考えてエアコンと家具の位置も考え配置することも可能ですのでオススメ!!
ぜひ参考にしてみてくださいね!(^^)!








