住宅ローンの団体信用生命保険とは?
#お知らせ#事例#住宅ローン#雑談 2025年5月18日(日)
こんにちは!
営業の大久保です。
今回は住宅ローンを借りる際に入る、団体信用生命保険(団信)についてお話しします。
【団体信用生命保険とは?】
団体信用生命保険とは、住宅ローンを借りる人(契約者)が、保険期間中に「死亡」または「高度障害」で、
住宅ローンの支払いが出来なくなった場合、生命保険会社から保険金が金融機関費に支払われ、
住宅ローンを完済する仕組みの生命保険ですので、万一の場合でも家族に返済の負担は残りません。
【加入条件】
団体信用生命保険に加入するには、生命保険会社に借りる人(契約者)の健康状態を告知書にて告知します。
内容は、告知書に申し込み時点から過去の病気などの病歴を正確に告知する必要があります。
万一、病歴など虚偽の告知をした場合は、保険金が出ない場合がありますのでご注意ください。
また、多くの金融機関は団体信用生命保険に加入することが必須の為、健康上の理由により
団体信用生命保険に加入できない場合は、住宅ローン事態を利用できないのでご注意ください。
なお、フラット35の場合は団体信用生命保険の加入が任意ですので、健康上の理由で加入が
出来ない場合でも利用することが出来ます。
【団体信用生命保険の種類】
①一般団信
一般団信とは住宅ローンを借りた人が保険期間中に「死亡」や「高度障害」で住宅ローンの
支払いが出来なくなった時に支払われる生命保険です。
また、一般団信の保険料の費用負担はありません。
②ワイド団信
一般団信で加入できない人向けの団体信用生命保険です。
高血圧症や糖尿病などの持病がある人でも加入できる場合があります。
ワイド団信利用の場合、一般的には毎月の住宅ローンの支払いに保険料が上乗せとなり、
費用負担が発生します。
③疾病保障付き団信
一般団信の保障に加えて、がんや脳卒中、急性心筋梗塞などで所定の状態になった場合に
保険金が支払われるのが3大疾病保障付き団信です。
また、3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)に高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎の
5大疾病を加えた、8大疾病保障付き団信がある金融機関もあります。
金融機関によっては、その他の疾病も対象になる場合があります。
疾病保障付き団信の場合も、住宅ローンの支払いに保険料が上乗せとなり、費用負担が発生します。
④連生団信
ご夫婦で住宅ローンを借りる場合など、ご夫婦どちらが亡くなった場合でも保障がされる保険です。
住宅ローンをご夫婦2人で借りる場合は、一般的には夫が主債務者、妻が連帯債務者をして
住宅ローンを借りますが、主債務者である夫が亡くなった場合には保障されますが、連帯債務者の
妻が亡くなった場合は保障はありません。
連帯債務者の妻が亡くなった場合には、残された夫が一人でローンの返済をしていくことになります。
連生団信はそのようなリスクを無くすための保険です。
連生団信の場合も、住宅ローンの支払いに保険料が上乗せとなり、費用負担が発生します。
【まとめ】
団体信用生命保険は、住宅ローンを借りる人(契約者)が死亡や高度障害になった場合に、
残りの住宅ローンの残金を無くし、残された家族に返済の負担をさせないための保険です。
金融機関によりプランなどが異なりますが、ご自身にあった団体信用生命保険に加入して、
万一の備えをしていくことが大切です。